KANU
ダンサーネーム:KANU
ジャンル:HIPHOP
幼少期よりダンスを始め小学4年生でARKSTARに合格。
様々なジャンルを取り入れ、わずか2年でARKSTARのトップ「SUPER STAR」に上り詰めるなどダンスの才能を開花させる。
また独自で組んだチーム「ONPARADE」では関東のダンスコンテストシーンにて前人未踏の優勝記録をたたき出し、
個人においても数多くのバトルで受賞記録を保持する。
現在は、その類まれなるダンススキルとファッションセンスから数多くのメディアに出演。
さらにモデルやNYLON JAPANのエディターアシスタントとして活動するなど、ファッションの分野にも活躍の幅を広げるKANUさん。
今回のインタビューでは、KANUさんのこれまでのダンス人生から、興味のあることに果敢に飛び込むその原動力、そしてより広い視野で見つめる今後の展望など、沢山お話を伺いました。
ー今回REELで踊っていただきありがとうございました!
踊る時に意識したことなどはありますか?
踊る時に意識したことなどはありますか?
音楽とダンスのテンション感をマッチさせることはいつも大事にしてます。
音が沈んでる時はダンスも沈んで、上がる時は上がる。
ただ上がる時もずっと100っていう感じではなく80くらいで抑えて、
瞬間的に100を出すみたいな感じで、抑えるかっこよさを意識してますね。
ー確かにその焦らしと瞬間的な爆発力が最高でした。
音の取り方でも大事にしてることがあるんでしょうか?
音の取り方でも大事にしてることがあるんでしょうか?
音も同じ感じで、わかりやすい音を取るのだけではなく、取る音を引き算して余裕を見せるようにしてます。
今回のREELでもそこを注目して見てもらえたら嬉しいですね。
ーダンスを始めたのはいつ頃ですか?
4歳の時です。両親が色々な習い事の体験をやらせててくれてて、その一つとしてダンスの体験に行ったんです。 それでハマって始めました。
最初はストリートっていうよりは地元のダンスクラブみたいなところで運動としてやってた感じですね。
ーキッズからバトルで大活躍のKANUさんですが、その活躍に至るターニングポイントはありますか?
やっぱり『ARKSTAR』(アークスター:次世代のダンススターを育成するキッズダンスプロジェクト)の存在は大きかったですね。
小学校4年生の時にオーディションに合格して、そこで毎日色々なジャンルを素晴らしい先生たちから教わることができました。
2年後には一番上のクラスのSUPER STARになれて、あの時のエネルギーとのめり込み具合は今考えてもすごいと思います笑
ー特に現在はHIPHOPとPOPがスタイルのベースになってますよね。
そうですね。 ARKSTARに入ってから、BROTHER BOMBさんのショーのオーディションに受かって、そこからPOPにのめりこんでいきました。
その後小学校6年くらいからWAPPERさん、SAYA YAMAMARUさん、YASSさんのレッスンに行き始めてHIPHOPにハマって、
ミックスしたスタイルで中学まではバトラーとして色んな大会に出てました。
ー高校生になってから何か変化はありましたか?
高校生になってからはバトル熱が一旦落ち着いて、振り付けのレッスンを受けに行ったら次はそっちにハマっちゃって、色んな人のレッスンに受けにいってました。
よく教わっていたのはAkanenさんで、HIPHOPの中にPOPっぽい要素があるのがやっぱり好きで、それで自分のスタイルもさらに磨かれていった感じですね。
ー以前お話を伺った時に、アメリカでのダンス留学が衝撃だったとお話ししてましたが、留学したのはいつ頃でしょうか?
高校3年生の時ですね。『トビタテ!』っていう制度でアメリカにダンス留学に行ったんです。
でもいざ向こうでレッスンを受けたら、パッションや自信の持ち方が凄すぎて、全然自分を出せなくて泣きながらレッスンを受けてました笑
ーKANUさんでそうなるって相当ですね笑
ただその3週間くらいの短い期間で、マインドが超鍛えられたんです。
元々、本番前や人に見られると不安で力が出せないタイプだったんですけど、
「間違えてもいいから自分を出す!」っていうマインドに変わって、
それからパワーも余裕も出せるようになって、日本に帰ってきてからは負ける気がしなかったですね笑
ー現在のこともお伺いしたくて、まずは今の主な活動を教えていただけますか。
ダンサーとしては、振り付けやメディア出演、ツアーのお仕事など、
今までよりもっともっと大きなところでお仕事ができるように頑張っています。
最近は特に、振付師としての活動の幅を広げていくために動いています。
生徒を集めて作った自分のクルー「KANU Crew」もスタートさせ、生徒とも一緒にお仕事ができるようになりたいという想いもあるので、今まで以上に能動的になって頑張っています。
あとはモデルやNYLON JAPANのエディターアシスタント、DleepyTownというファッションブランドで私のコレクション「nüw」を立ち上げ、セレクタープロデューサーなどをしてます。
ーNYLONでの活動など現在はファッションの活動にも力を入れているんですね。
これまでファッションが大好きだったのに、ちゃんと何かをしたことがないって思ったんです。
それに以前からプロップ(小道具)のスタイリングや、誌面の空間を作るのに興味があって、雑誌がいいなと思ってNYLONに応募しました。
そこから洋服のプロデューサーなどお声がけをいただいて広がっていってる感じですね。
ー確かにKANUさんのInstagramの投稿でも、小物や空間作りにセンスが溢れてて素敵です。
SNSの発信ひとつにしても、四角の中のどこに自分を置くとか、どう切り抜いて魅せるかなど無意識のうちにこだわってますね。
ーファッションの世界で感じたダンサーの可能性などはありましたか?
モデルをやっててやっぱりダンサーは動けることが強いですね。
ダンサーってカッコよくポーズするのが上手いし、自分の姿が客観的に見えるので魅せ方がわかるんですよね。
実際ダンサーを起用した方がスムーズっておっしゃってる監督さんもいるので、モデルのお仕事でも自分を知ってもらえるように頑張りたいですね。
ー興味のあることをそれだけに留めない行動力が素晴らしいです。
それで言うと「やらない後悔よりやる後悔」っていう精神はずっと大事にしてますね。
最近、私の生徒でも何をやりたいかわからないって相談してくれた子がいたんです。
それでまずは目標をいくつか書いてもらって、「練習会を開催したい」とかすぐできそうな小さな目標からまずはやってごらんって言ったんです。
そしたらすぐに練習会をやってて、その次の日くらいに「有名なダンサーさんからお声がけしてもらってナンバー出すことが決まりました!」って言ってて笑
本当にやってみたら絶対何かに繋がるし、やらないと何も動き出さないっていうことを改めて実感しましたね。
ー確かにそれで失敗しても次の改善に繋がるし、まずはやってみることが大事ですね!
KANUさんが今後やりたいと思っていることもお聞きしたいです。
KANUさんが今後やりたいと思っていることもお聞きしたいです。
もっと振り付けのお仕事の幅を広げたくて、韓国に行って自分の可能性を広げたいと思ってます。
これだけK-POPが世界的に流行ってて、振り付けやMVのレベルもすごく高い。なのに実際に行ったことがないのは勿体無いと思って、その現場に行って何か繋がりを作れたらと思ってます。
ーより大きな何かが動き出しそうですね。
今後のKANUさんのご活躍も楽しみにしてます。ありがとうございました!
今後のKANUさんのご活躍も楽しみにしてます。ありがとうございました!
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