ダンサーネーム:MIKUMIKU

チーム:CHANCY/WAACK'nSTORE/
sweetcoastkobe/RockmanSERIES

ジャンル:WAACK

10歳からストリートダンスを始め、Waack、Toprock、Hiphop等様々なジャンルを学ぶ。
大学卒業後は会社員として生活するも、ある出来事を機にダンサーとしての道を決意。

2017年にカナダへ渡り、インストラクターやバトルゲストとして活動しながら英語を勉強。
その後、半年間で計29か国41都市を回る世界一周を行いながら、多様な文化に触れる。

帰国後はダンサーとして東京を中心に活動。
バトル・コンテストでは日本だけでなく世界でも優秀な成績を収め、
TV出演やコレオグラファーとして多岐に渡り活躍するMIKUMIKUさん。

圧倒的な行動力と鋭い感性で新しい環境に挑戦し、自身の限界を越えていく彼女のこれまでの人生と今後の展望とは。

ー今回REELで踊っていただきありがとうございます。
踊る時に意識してることはありますか?

自分に嘘をつかないっていうのは大事にしてます。
ダンスの歴史や音楽を勉強するとこうしなくちゃいけないっていう固定観念ができてくるんですけど、
自分はこの音楽でこう感じてるっていうのは嘘をつかずに自由に表現したいです。

ー確かに今回何よりも楽しく踊ってる姿が印象的でした。

Waackは立ち姿や歩いてるだけで魅せるのもカッコいいですけど、
私は音楽聴くとどうしても体が揺れちゃうので、そこもWaackに落とし込みたいと思ってます。

なのでヒールを履いてドレスのWaackよりも私の中でより心躍るWaackをイメージして踊ってます。

ーダンスを始めのはいつ頃ですか?

7歳の時にお母さんがYOSAKOI(ソーラン節)を踊ってて、それで誘われてダンスを始めました。

その後10歳の時にYOSAKOIの先生がスタジオを持ってて、
HIPHOPのクラスするよっていうので体験に行って、そこからストリートダンスにハマりました。

ー今のメインでもあるWaackを本格的に始めたのはいつですか?

大学生の時ですね。

高校生までは本当に色んなジャンルをやってて、好みがすごいバラバラだったんです。
踊り方はHIPHOPが好き、曲はファンクが好き、バトルに出たらWaackがしっくりくるっていう笑

それで悩みに悩んで、体がやっぱりWaackを求めてたので大学生からWaackに絞って本格的に始めました。

ー卒業後はダンサーではなく会社員だったんですね。

かなり悩んだんですけど、ダンスをする為にお金を考えるのが想像できなかったんですよね。

レッスンをするにしてもダンスがルーティーンワークになってしまうことが嫌で、
それならダンサーじゃなくてもいいかもって思いました。

なので卒業後は4年間大阪で鉄道系の会社で人事をしてました。

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ーそこからプロダンサーになろうと思ったきっかけは何だったんでしょう?

社会人2年目の時に死ぬかもしれないっていう大きな出来事にあって、人間本当にいつ死ぬかわからないって痛感したんです。

それで人生でやりたいことリストを書き出して、
そしたら「世界一周する、英語が喋れるようになる、ダンスで世界を回る、お金持ちになる」っていう4つくらいしかなくて、

やりたいことは今すぐしたほうがいいなと思って、その日からお金を貯め始めました。

ーそれは大きな転換点ですね。まずはどうしたんでしょう?

世界一周をまずはしたいと思ったんですけど、その前に留学に行って海外の雰囲気に慣れて英語が喋れるようになってからにしようって思って、
まずはカナダに留学をしました。

カナダでダンスインストラクターやバトルゲストとして活動しながら語学を身につけて、
それから半年間で計29か国、41都市を回る世界一周をしました。

ー世界を回る中で特に印象に残ってる出来事はありますか?

ウガンダの貧困層の人達にボランティアでダンスを教える機会があったんですけど、その時の体験が衝撃でした。

日本の恵まれた環境と比べて着る服にも困ってるような貧困層の人達、
でも彼らの踊りは脳みそも心も解放してるというか、みんなバイブスがめちゃくちゃ高いんです。

見てる子達も湧くを超えてみんな大爆笑してて、ダンスの力って本当にすごいって思った体験でした。

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ー帰国後はどういった活動をしてたんでしょう?

世界一周という目標を叶えたので、次は世界に通用するダンサーになることを目標に頑張ってます。

帰国直後は自分のプライベートクラスを継続しつつ、元々絵を描くのが好きだったこともありネイルをやり出して、
昼はネイル、夜はダンスっていう感じで生活をしてました。

徐々にレッスンやモデルなどの依頼を頂いて今に繋がってきてます。

ー現在特に力を入れてる活動はありますか?

カナダや世界一周中にいいショーを沢山観たことでナンバーに興味が出て、
特に東京は舞台とか照明に力を入れてやってるイベントが多いので、今はナンバーに力を入れてます。

ーショーの作り方で意識してることはありますか?

私は結構体育会系でコンテストばりの熱量で毎回作品を作ってます。

作る際の意識としては、適当は嫌いだけど自由は好きなので、
最初はとにかく振りを揃える。そしてそこから解ける個性や自由さは大事にしてます。

中には自分で自分に限界を決めて諦めちゃう子がいるので、そういう時はしっかり寄り添って、
もっと成長できるよ!そこまで頑張ろう!っていう心意気を伝えるようにしてます。

ー限界を超えようとする姿勢はものすごく大事ですよね。

やっぱり参加してくれた子達には、自分を解放して踊れるとこまで押し上げたいし、それを経験したことないなら経験させたい。

私の言葉にしても絶対じゃなくて、あなたはどう思う?って意見を聞くようにしてます。
それぞれのバックグラウンドや個性を大事に、その人らしく踊ってほしいですね。

ー現在はモデル業もやられてますよね。

そうですね。私はちゃんとしたモデルというよりは、ダンサーモデルという枠で、衣装を着て踊るまでがセットになってるお仕事が多いです。

自分が普段着ないような服を着たり、角度で全く写り方も変わったり、
意外とこういうのもありかもとか新しい発見があってすごく楽しいですね。

ー今後はどういう活動をしていきたいですか?

モデル業もそうですが、レッスン以外のお仕事を増やしてメディアの露出を増やしていきたいです。

東京に拠点を移した理由もそこで、
プロダンサー、アーティストとしてその人の良さがちゃんと出る立場でお仕事をしてるダンサーが多くいるのがいいなと思ってます。

自分もそういう存在を目指して、私にしかできないお仕事やステージを経験していきたいですね。

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