Ringo Winbee
ダンサーネーム:Ringo Winbee
チーム:エンジェライズ / Funky Bee
ジャンル:POPPING
5歳からダンスを始め、Dance@live Kids sideで5年連続ファイナル出場など若くしてその才能を発揮
またUDO World Championship Finalでは世界一位を獲得するなど国内外問わず実績を残す今大注目のPoppin'ダンサーRingo Winbee
今回は春から大学生として新たなスタートを切った彼女のこれまでの歩みと、今思い描く将来の理想像を聞いた
ー早速ですが今回のダンス(REEL)の感想や見所を教えてください。
スポットライトは自分の世界に入り込んめる一方で、今回は動画ということで視聴者に伝えることを意識して踊るのが難しかったです。
何回か踊ることで徐々に自分を解放できて最終的にいい踊りができたので良かったです。
見所としては、私は音楽を大事にしていて今回も細かい音をたくさん取っているので、動画を何度も観てどの音を取っているか見つけてもらえたら嬉しいです。
ー今回ダンスを見せて頂いて、音へのアプローチの多彩さが印象的でした。
ありがとうございます。
ポッピンダンスは音を表現してこそだと思っていて、まずは音を伝えること、そしてその中にバリエーションや面白さを入れるのが好きです。
ー表現のバリエーションを増やす為にどのような練習をしていたのでしょうか?
ーダンスはいつ頃始めたのでしょうか?
5歳の頃にお父さんがダンスを趣味でやっていて、一緒にやろうよって誘ってくれたのがきっかけでした。
最初はヒップホップから始めて、10歳の頃にポッピンにハマりました。
両方楽しかったんですけどポッピンの方が上達が早くてバトルでも良い結果が出て、あまり覚えてないんですが私ポッパーになるって両親に言ったらしいです笑
ーエンジェライズの相方Rioさんはヒップホップを踊ってますよね?
そうですね。Rioちゃんはヒップホップをメインにしていますが元々ポッピンもやっていたので、ルーティーンも作りやすいです。
ショーケースでは個々の好きなスタイルを出し合ってそれらをミックスして作ってます。
仲良くなったのは小4くらいの時でDODという2ON2のバトルイベントに私が誘ったのがきっかけで、それからBROTHER BOMBさんのレッスンを二人で受けたりして意気投合しました。
エンジェライズという名前もBROTHER BOMBさんにつけてもらいました。
Rioちゃんは何より一緒にいて楽しいですし、チームメイトでありベストフレンドですね。
ー数々の大会で結果を残されていますがスランプの時期もあったとか?
中学2年生の時にバトルに出ても予選上がれなくなってしまって、その時期は本当に何をやってもダメで何がいいのかもわからなくなってました。
多分思春期だったり進路のこともあったりして私生活の面でメンタルを持っていかれてたのも原因だったと思います。
ースランプを抜けられたのはいつ頃ですか?
中3の時で、DANCE ALIVE HERO’S Kidsの北海道と東北で両方優勝できたり、一気に結果が出ました。
今思うとスランプの最中も練習を怠らなかったことが良かったと思います。
結果が出ない悔しさをエネルギーに変えて、根気よく練習を続けてました。
人それぞれ向き合い方はあるとは思いますがやはり継続することは大事なのかなと思います。
ー学校とダンスの両立も大変だと思いますがどうされていたんでしょうか?
ダンスで鍛えられた集中力があったので、日頃の勉強は両立できてました。
ただ高3の受験期はダンスをする時間が本当になくて勉強に集中してましたね。
一応週に1日だけダンスdayを作って、踊りたい気持ちを溜め込んだ分その日は6時間ぶっ通しで踊ったりしてました笑
やっぱり久しぶりに踊ると凄くストレス発散になるし、何よりも踊ることがいつも以上に楽しくて自分のダンスがより好きになれたことは発見でした。
ー大学生になったばかりですが現在の活動をお伺いしたいです。
現在はありがたいことにダンサーとしてお仕事をいただける機会も増えてきました。
主にはWSやレッスン、あとはオンラインでもレッスンを始めたり、撮影依頼もいただいてます。
今後は大学生のイベントに出たり、色んなお声がけに挑戦できたらと思ってます。
ー最後に理想の将来像などあれば教えて欲しいです。
私はAO受験をする中で、これまでの人生を振り返る機会があって、改めて自分は何がしたいんだろうって考えてました。
今はまだ漠然とした夢ですが、色んな人に生きる希望を与えられるような存在になりたいと思ってます。
素晴らしいダンサーやアイドルの方はその人の存在や言葉だけで生きられるというファンの人が沢山いて、
私も一人の人間ですけど、私の存在やダンス、言葉で誰かの心を動かせたらいいなって思ってます。
もっと自分が大きな存在になったら影響を与えられる人も増えていくと思うので、
まずは目の前のことに全力で取り組んで、そうなれるように頑張っていきたいです。