Kosuke
ダンサーネーム:Kosuke
チーム:Alternative
ジャンル:JAZZ
幼少期からヒップホップやジャズダン、コンテンポラリーなどに触れ、
繊細且つしなやかな表現を武器にダンサーとして活動。
Alternativeというダンスチームにも所属し、ジャンルに囚われず様々なスタイルを経験。
現在は有名ダンススタジオにてインストラクターを務める他、
米津玄師、星野源、郷ひろみ、Superflyなど様々なアーティストのLIVEやMV、TVバックダンサーを務める。
さらに舞台出演やモデルとしての活動も行い、ダンサーという枠を外れアーティストとして様々な分野に幅を広げるKosukeさん。
持ち前の感受性と適応力で自分の道を開拓していくKosukeさんが、これまで歩んできた道と今後の活動に繋がる価値観に迫った。
ー今回REELで踊っていただきありがとうございます。
踊る時に意識してることはありますか?
踊る時に意識してることはありますか?
音楽を聴いたときに浮かんできた言葉や情景はいつも大事にしてます。
今回はJames Blakeの“Digital Lion”という曲で踊らせてもらったんですが、
深海にいるイメージが浮かんで、薄暗くて届きはしないけど未知なる物が潜んでる感じ。
あとは深海から這い上がっていく様などが踊りにあらわれたように感じます。
ーKosukeさんと言えばお洒落なイメージがありますが、
衣装選びで意識してることはありますか?
衣装選びで意識してることはありますか?
衣装も私服も一見普通だけどわかる人が見たらわかるような、こだわりのポイントがある服が好きです。
今日の服も普通のデニムシャツっぽいけど裾を開けると着物っぽくなったり、そういう遊び心のある服に惹かれますね。
ーショーなど大人数で同じ衣装を揃えるときはどうしてますか?
やっぱり拘りたいので、僕がデザイン案を考えて衣装さんにお願いするか、イメージに合う服をメンバーで持ち寄ってリメイクしたりしてます。
ーやっぱりお洒落な人は自分で作るんですね。
最近のショーでこだわった衣装はありますか?
最近のショーでこだわった衣装はありますか?
最近は“FOREVER”という公演での衣装で、黒のレザーワンピースですね。
お色気にしたくなくて、胸元が見えすぎないようにネック部分はフラットにしてもらってその代わり背中をがっぽり開けて貰いました。
肌の密着度も少なくして、身体のラインがあまり出ないようにもしてて、
見た目はシンプルですけどかなり拘った衣装です。
ーダンスを始めたのはいつ頃ですか?
小4の時に周りがダンスをやり始めて、
僕もやりたいって思って最初は児童センターみたいなとこでヒップホップ、別でジャズダンスのスクールにも行ってました。
当時は色んな習い事をしててその一環という感じでしたね。
ーダンスが中心になるタイミングはいつ頃でしょう?
高校生になったタイミングでちゃんとしたダンススクールに通い始めて、
その頃に渋谷のEn Dance Studioができてよく通ってました。
その時はジャズよりもヒップホップを中心にやってた時期で、
s**t kingzのメンバーにずっとお世話になって、グルーヴなど沢山のことを教えてもらいました。
ーダンサーとしてやっていこうと決意したタイミングはありますか?
高校生の時から少しお仕事はやらせて頂いてたので、その頃にはダンサーになりたいと思ってました。
僕の周りは大学に行かずにダンサーになってた人が多くて進学するか悩みましたが、
踊りの幅をもう少し広げたいと思って日本大学芸術学部の演劇学科洋舞コースに進学しました。
ー大学で学んだことで印象に残ってることはありますか?
あと一歩人を近寄らせるためにどうやって魅せればいいのかを学んだことは今も活きてると思います。
例えばコンテンポラリーダンスでは、ただ踊ることとは違い、どれだけ人を惹きつけられるかが大事な要素としてあると感じました。
そうやって自分の知らない世界に触れられた経験が今の踊りにもミックスされてると思います。
ー現在特に力を入れてる活動は何ですか?
最近振り付けのお仕事が増えてきてて、
メディアでも優雅で美しいダンスや芸術的な踊りの需要が増えてきてるのかなと感じます。
今はそういう経験をもっと積みたいですね。
あとはこれからに向けて、アーティストとしてピックアップしてもらえるように力を入れて発信がしたいと思ってます。
ー最近で印象に残ってるお仕事はありますか?
一つはジャニーズのTravis Japanさんの企画で嵐さんのカイトという曲を振り付けさせてもらったことですね。
今はダンサーにフューチャーしてくれる機会も増えてきてて、
それこそメンバーと自分が一緒に踊ってる動画を上げてくれたりもして、すごく幸せな現場でした。
嵐 - カイト ft. Choreographers / Performed by Travis Japan [+81 DANCE STUDIO]
あとは7ORDERの森田美勇人さんが、7ORDERのライブでソロで踊るシーンの振り付けを直々に頼んでくれたんです。
かなり前に一度お会いしただけで、向こうはもう僕のことなんか忘れてると思ってたんですが、ずっとチェックして頂いてたらしくて、それはすごく嬉しかったですね。
7ORDER「Rest of my life」Myuto Morita & Kosuke【7LAB】
ーアーティストという存在になるためにKosukeさんが大事にしてることはありますか?
何でもいい人にはなりたくないけど、それじゃなきゃやらないっていう柔軟性のなさは違うのかなと思っていて、
自分というものがありながら、それを現場ごとに適応させていく姿勢があることが大事だと思います。
例えば、それはできないですがこれならできますとか、失礼だったら謝るのでこれだけは言わせてくださいとか、
そういう主体的な姿勢と柔軟性が仕事に対して熱量があると感じてもらえることにもつながってると思います。
そういうことを積み重ねていけば「Kousukeさんが欲しい」って言ってもらえる存在になれるのかなと思います。