AYUNA
AYUNA
-CyberAgent Legit
/M.A-1/アユエナ/
浪速平成シスターズ
-HIPHOP
6歳から本格的にダンスを始め、 HIPHOPを中心に様々なダンススタイルを学び、
"JUSTE DEBOUT"BEST8、"DANCE@LIVE HIPHOP KANSAI" 準優勝など国内外で数多くの実績を残す。
現在はD.LEAGUE “CyberAgent Legit”に所属し、
持ち前のパワーとオールジャンルに対応したスキルを武器に、プロダンサーとして多くのファンを魅了する。
今回はそんなAYUNAさんのダンス人生における三つの転換点を軸に、
少しづつダンスの価値観を広げ現在の活躍に至ったこれまでの道のり。
そして全戦全勝と今最も勢いにのるCyberAgent Legitの勝利の秘訣を紐解く。
『ダンスを重く魅せる秘訣は〇〇』
ー今回REELで踊っていただきありがとうございました!
普段から踊るときにどんなことを意識してますか?
ありがとうございました!
REELなどでダンスを魅せる時は、好きな曲で楽しく踊ってますね。
練習の時は何かテーマを持つことは意識してて、例えばステップを強化の為に手を止めて踊ったり、アイソレに集中して踊ったりします。
ー使い分けてるんですね。
バトル中など実際に踊ってる時はどうでしょう?
この曲はこんな感じで対応したらいいんちゃう?っていうことも考えたりしますけど、
基本的にその時のマインドを大事にしてますね!
音楽を素直に受け止めて、その時の気持ちを表現できるように踊ってます。
ー今回(REEL)の曲は力強いHIPHOPでしたね。
そうですね。
今回はMobb Deepの“Party Over”という曲で踊りました。
私はイカつく踊るのが好きなので、こういう重いビートのラップが踊りやすいんですよ。
ー重い質感がカッコよかったです!
AYUNAさんがダンスを力強く魅せるために大事にしてることはありますか?
ダウンアップをする時ですが、胸を前後に出すのが基本的だと思うんですけどそれだと軽く見えるんですよ。
なので自分の意識ではお腹をクッと下に落とすイメージでやってます。
これを大袈裟にやるとお腹部分がウェーブになってグルーヴができるんですよね。
もっと重たく魅せたい時は、踵を上げて体全体で下に押さえつけるようにするといいと思います
ーなるほど!少し意識しただけで全然変わりますね笑
今回の見所も教えていただきたいです。
最初のインパクトや自分が常に心がけてる重さはもちろん、
可動域が広くて踊りを大きく魅せられるのが自分の武器なのでそこにも注目して欲しいです!
『バトルとチームを通してダンスの価値観が広がる』
ーありがとうございます!
ここからはAYUNAさんのダンス人生にフォーカスしてお話を伺いたいのですが、 まずはご自身の中でここで踊り方や価値観が変わったという、3つの転換点を教えて頂きたいです。
一つ目は、小4からバトルに積極的になったこと。
二つ目は、中1の時でMAIちゃんに出会ってM.A-1というチームを組んだこと。
三つ目は、去年21歳の時で上京してDリーグに参加したことですね。
ーありがとうございます!それらを軸にして質問していきますね。
まずはそもそものダンスを始めた時期ときっかけを教えて欲しいです。
小さい頃から体動かすのが好きで、USJのパレードとかデパートのショーを観て踊ってたんです。
それで本当にたまたまなんですけど、6歳の時に車で信号待ちしてたら横がダンススタジオで、
中でダンサーが踊ってるのが見えて「私もあれやりたい!」って通わせてもらいました笑
ーすごい偶然ですね笑 ダンススタジオに入ってみてどうでしたか?
本当にすごく楽しくて、週に何回もレッスン通って発表会にも出たりしてました!
ージャンルは何をやってたんでしょう?
今もメインでやってるHIPHOPですね。
その後JAZZ、SOUL、WAACK、R&B、LOCK、POPなどフリースタイルで踊りやすいように色んなジャンルを教わってました。
ーフリースタイルということは当時からバトルにも出てたってことですよね?
そうですね。
正直コンテストがメインでバトルは苦手だったんです。
ただ出ていく回数が増えていくうちに上位にも入れるようになって、それでハマりました。
ー転換点の一つ目で小4の時ですね。
そうです。
それで地方にも行って挑戦するようになって、大阪以外のダンサーも沢山見るようにもなりました。
それでこんなスタイルもあるんか!って刺激受けたりして自分のダンスも変わっていきましたね。
ーダンスの価値観が広がっていったと。
バトルで勝てるようになった要因などもあるんでしょうか?
フリースタイルの練習をかなりしてましたね!
当時流行ってた曲でプレイリストを作ってフリーで踊りこなせるように練習してました。
あとはバトルを続けていく中で、この曲ならヒップホップで、オールドスクールの曲ならワックを混ぜたり、
そういう経験値が溜まって引き出しが増えていったのも大きかったと思います。
ーそこが糧になって現在のご活躍にも繋がっているんですね!
転換点の二つ目では、MAIさんとの出会いでチームを組むと。
それまでずっと一人で戦ってきた感じだったんですが、 小6の時MA1ちゃんとスタジオで出会って、チームを組んだんです。
それでJuste Deboutで予選上がったら続けよう!って言ってたら上がれて、
M.A-1として一緒に2on2出たりコンテストに出たりしてましたね。
ー相方ができたことでさらに踊りや価値観が広がっていったと。
はい。
やっぱりそこで挑戦する幅が広がったのは大きかったですね。
あとは自分だけじゃなくて、相方やチームのことも考えることができるようになったのも良い経験でした。
『Dリーグで勝つにはチーム全員が同じ気持ちになること』
ー転換点の三つ目では上京してDリーグに!
Dリーグではさらに大人数のチームに挑戦することになりましたね。
自分は2シーズン目からの参加だったんですが、1シーズン目からずっと観てはいて、
コロナでイベントが少ない中こんな大規模なリーグがあることに興奮してましたし、挑戦してみたい!っていうのはずっと思ってました。
それで大阪のレッスンを全部置いて上京して、
かなり勇気がいる決断でしたがそれだけの価値があることだと思って挑戦を決めました!
ー最初は“SEPTENI RAPTURES”、現在は“CyberAgent Legit”に所属ということですが、LegitのEnaさんとは「アユエナ」でチームメイトですよね?
そうですね!
本当に小さい頃から知ってて、1シーズン目からずっと応援してる親友です。
今一緒に戦えてることが本当に嬉しいです!
特にLegitのメンバーはキッズから活躍しててオールドスクールをメインにもしてるので、一番刺激をもらえる仲間達ですね。
ーAYUNAさんのLegitでのポジションはどうでしょう?
関西人でみんなを元気づけるタイプなのかなと笑
みんながしんどい時や落ち込んでる時に元気づけられる人でいたいですね。
ー大切な役回りですね。
現在ラウンド3を終えて全線全勝!本当にすごいです!
波に乗ってるのでこの調子で行きたいですね!
個々のスキルが高いのでメンバーみんなの気持ちとダンスが一体になって作品としてまとまったら本当に強いなと思います。
特に小さい頃からバトルで結果を残してきたメンバーなので、本番に強い。そこもLegitの強さだと思います。
ー他のチームからしたら脅威ですね笑
Dリーグを通して学んだことなどもありますか?
ショーを2週間で一つ作るっていう過酷な環境は初めてでしたし、
毎日チームメイトと一緒に作品を作り上げていくのはすごく視野が広がりました!
特にDリーグならではの魅せ方が沢山あると思って、大きい舞台で8人でどう魅せれれば伝わるか。
あと客席やジャッジの人達との距離が遠かったり、エンタメジャッジの方やオーディエンス票があるので、ダンスだけに寄らないようにとか、入場からいかに引き込むかとか、
そういう深いところまで考えて戦略を練ったり、作品を仕上げられるようになったと思います。
ーなるほど!
勝てるチームに必要なマインドなどもあったりするんでしょうか?
やっぱりチーム全員が同じ気持ちになることが大事だと思います。
2週間に1個作品を作るってなると、一体感が出るまでの踊り込みができるかが課題になります。
踊り込みを経て全員が同じ気持ちでまとまる、そしてそれをあの舞台で100%出せるチームは勝てると思います。
Legitはそれができてるから今勝てているので、これからも気を引き締めて頑張りたいですね!
ー本当に3ラウンドとも完成度が素晴らしくて感動しました、、!
特に見て欲しいショーはどれでしょう?
全部大好きなので難しいですが、強いて言えばラウンド3の「FULLBODY」ですね!
ダンスをメインにど直球にスキルをぶつけた作品です。
ダンスをしてない人にもわかるくらいスキル全面でガチ揃えした作品なので、すごい気持ちいいはずです!
ー自分も観ててド直球最高!ってなりました笑
是非見所も教えて欲しいです!
まずは30秒くらいからPOPが始まるとこですね。
そこから55秒に曲調が変わってファンキーになるんですが、そこの変わりどころも見所ですね!
【Dリーグ】ROUND.3 1st MATCH / CyberAgent Legit
ーどんどん作品に引き込まれちゃいます!
今後の意気込みも是非聞きたいです。
とにかく毎試合を大切に全勝する気で臨みます!
12/14(水)のROUND4でもLegitらしさ全開に、この勢いのまんま、全力で立ち向かって勝ちに行くので、
皆さま応援の程宜しくお願い致します、、!